Theおおいた
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特集 かぼすの味わいを全国に、世界に…「かぼす三姉妹」デビュー!
「かぼす三姉妹詰め合わせ」早くもリピーター続出の味わいをいかがですか?
高橋水月堂
名物「関あじ関さば最中」でおなじみの和菓子店『高橋水月堂』に、The・おおいたのブランドロゴを冠した「かぼ酎(焼酎ケーキ)」「かぼす甘露 水月堂」「かぼす最中」がお目見え。“かぼす三姉妹”として早くも評判を呼んでいます。
  この「かぼす三姉妹」の生みの親は、『高橋水月堂』四代目店主の高橋幹雄さん。佐賀関に明治39年から続く老舗が提案する新たなかぼすの可能性とは? 早速、お話を伺ってきました。

離れていたからこそ見えたもの
四代目当主 高橋幹男さん
京都『千本玉寿軒』での修行を終え、27歳で大分に帰郷した高橋さん。その時感じたのは、大分の自然の素晴らしさだったそうです。 「帰郷してすぐ、湯布院から別府に向かう途中に塚原高原を通ったんですが、その雄大さに改めて感動したんです。京都時代は百貨店の京都展などに出店するため、全国いろいろな場所に行きましたけど、その体験以上に感動したことはなかったですね。改めて考えると、海も山もあって食材も全国どこにも負けていない。大分ってすごいんですよ」 高橋さんは、四代目として店を継ぎ、伝統の味を守り続けながらも、卵や餅粉・小麦粉など徐々に大分県産の食材を取り入れ、新しい和菓子を創造するという取り組みを始めました。そして紆余曲折の末、「関あじ関さば最中」を生み出した彼が、新たな食材を生かした和菓子の制作に着手します。彼が選んだ食材、それが「かぼす」でした。 「今までかぼすというのはお刺身とか焼酎に絞るとか、脇役だったんですね。主役じゃなかった。それを主役にしたかったわけですよ。大分県といったら、関あじ関さばもあるけど、かぼすも負けてないぞと。それでまず「かぼ酎」(焼酎ケーキ)を作ろうと思ったんです」

ケーキに混ぜ込むものとして、高橋さんは“かぼすの甘露煮”を選びました。
その選択と高橋さんのこだわりが、壮大な夢を紡ぎ始めることになるのです。
大分県産のかぼすと麦焼酎を使ったケーキ「かぼ酎」箱入り1本1260円。この商品の開発が「かぼす三姉妹」誕生のきっかけに
大分県産のかぼすと麦焼酎を使ったケーキ「かぼ酎」
かぼすの鮮やかな緑色にこだわって…
それまで、かぼすがお菓子に使われる場合、果汁だけを風味づけ程度に使用するということがほとんどでした。芳醇な香りを生む皮の部分は、煮込むと変色してしまうため、商品として加工されることはあまりなかったといいます。もちろん、ケーキに混ぜ込むのなら多少黄色く変色しても問題ありません。しかし、高橋さんはかぼすならではの緑色を残したままの甘露煮にこだわったのです。そして1年ほどの試行錯誤の末、ついに鮮やかな緑色に輝く“かぼすの甘露煮”が完成しました。もちろん、人工的な着色料などは一切使わずにです。 「かぼすの甘露煮。これが、かぼすを使ったいろいろな商品の核になります。かぼすっていうのは、中身(果肉)だけ使うと真っ白になって、炊きあがりも香りがあまりしないんです。香りは皮からがものすごく強くて、苦みというのは種からなんですね。だから、この甘露煮を作る時は手作業で種を一つひとつ取り除いています。最初はケーキに入れるだけのつもりだったんですが、あまりにいいのが出来たから、これは他のものに使わない手はないと(笑)」 ケーキ、最中、アイス、ザブレ…このかぼすの甘露煮からは、The・おおいたブランドに様々な新商品の生まれる可能性が感じられます。そして、この甘露煮そのものも、十二分に主役となりうるポテンシャルを秘めているのです。 「これ、甘露煮という形で出していますが、ジャムみたいなものなんです。クラッカーの上にクリームチーズと乗せてカナッペにしたら、美味しいんです! アイスやヨーグルトにもよく合いますよ」 実際に食べてみると、甘さ控えめで酸味もおだやか。やはりどこか和菓子の気配を感じる優しい味わいです。何よりもこの香りは、レモンでもスダチでもなく、かぼす独特のもの。まさに「ザ・大分」といえる逸品です。

かぼす甘露 水月堂かぼす甘露 水月堂「かぼす甘露 水月堂」。見た目はマーマレードのようだが、優しい味わいと滑らかな舌触りは未知の感覚!
The・おおいたブランドに賭ける想い
そして今、高橋さんは自らが完成させた“かぼすの甘露煮”を、The・おおいたブランドとして世界に羽ばたかせたいという夢を抱いています。 「かぼすって、全国の98%を大分県で生産しているじゃないですか。それはつまり、世界でもここだけということなんですよね。もう、本当に夢なんですけど、最終的にはジャムのある文化圏、ヨーロッパやアメリカまで、かぼすを広めていきたいんです。大分=かぼす=世界に通用する大分ブランドというふうになれればと思っています」  西欧の有名ホテルの朝食に、ジャムとして供される「かぼす甘露 水月堂」。その爽やかな味わいがセレブたちの評判となったことからブームに火がつき、遠く異国のマーケットに"Kabosu"の果実やお菓子「かぼす三姉妹」が並ぶ…そんな日が訪れるのも、そう遠いことではないかも知れません。  大分を愛する高橋さんの夢が詰まったThe・おおいたブランド「かぼす三姉妹」。あなたもぜひ味わってみませんか?

京風和菓子 高橋水月堂
本店/大分市汐見117-2 tel.097-575-0161 
大在店/大分市汐見2-1117-2 tel.097-592-1715
明治39年創業の老舗和菓子店。伝統的な和菓子の技法を守りつつ、大分県にしかないお菓子の伝承と、新しい和菓子の創造への取り組みを続けている。
かぼす三姉妹
  「かぼ酎」…1個240円・箱入り1本1260円
  「かぼす甘露 水月堂」…500円、「かぼす最中」…160円
京風和菓子 高橋水月堂

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