
九重町の農事組合法人飯田花卉生産組合「泉水ローズ」。時松荘平組合長を中心に10名のバラ生産者が、20棟のガラス温室で、20種類以上のバラを栽培しています。「美しいバラを誕生させるには、組合に加入している全員の想いがひとつになることが大切なんです」と語る時松さん。温室ごとのバラの状態、栽培のアドバイス、国内外の新品種の情報など、「泉水ローズ」のブランド化を目指して、メンバーは、積極的にコミュニケーションを図っています。
ガラス温室でも、水やりや栄養液の補給などは、すべて自動化されていますが、どんなに最新のシステムを導入しても、高品質のバラが育つとは限りません。ほんとうに良質なバラを育てるために必要なものは、生産者の「経験」と「情熱」なのです。広い温室内のバラを一本ずつ、目で見て、指で触れながら行う「芽摘み」や「株元整理」は、高い集中力と根気を要します。「色、形、香りのバランスが優れたバラを届けたい」という生産者の揺るぎない想いが、その作業に集中させます。
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| 標高1000m、くじゅう連山のなかにある「泉水ローズ」。後ろに泉水山を望む |
バラは意外に背が高い。長さは70cmくらいがベスト |
芽摘みをするのは、より優れた「1本」を育てるため |
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| 根元を見ると土より育ちがよい、全国でもめずらしい「ロックウール」を採用 |
泉水ローズの選花場。作業の早さ、正確さは見事 |
オリジナル品種のひとつ「ヒーリング」 |
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