体長20cm前後、緑褐色のカニ。ワタリガニといえばピンと来る人も多いかもしれませんが、その正式名称が「ガザミ」です。北海道から九州、韓国や中国など広範囲で獲れますが、大分県では、宇佐市、豊後高田市、中津市がその産地として有名で、大型のガザミは主に関西の市場において高値で取引されています。輸入物のガザミもある中、新鮮で美味しい地ものを消費者に食べてもらおうと、宇佐市では「豊幸ガニ」、豊後高田市香々地では「岬ガザミ」というネーミングで地元産のガザミをPRしています。 ガザミは、水深20m程度の砂底に生息しており、カゴ網漁、または刺し網漁のどちらかで獲るのが基本です。1年中漁はするものの、最も収穫量の多いのが9月。夏から秋にかけては卵を抱えている雌を春は身の詰まった雄を、食べるのが通と言われています。
3〜12月