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竹田市飛田川のカボス団地で、カボスづくりに励む後藤俊行さん、京子さん夫妻は、20年以上にわたり、700本ものカボスの樹を大切に育ててきました。「他の柑橘類に比べると天候の変化や害虫にも強い。カボスの樹は本当にたいしたものです」と笑顔で語る俊行さん。寒暖の差が大きい竹田のカボスは、ほどよい酸味で、果実は引き締まっていますが、旨さの理由は、気候・風土だけによるものではありません。高い栽培技術を持つ後藤さん夫妻の絶え間ない努力があるからこそ、全国に誇れる高品質のカボスが育つのです。 カボスの樹は果実が膨らみ始めるとたくさんの葉をつけますが、葉が多くなりすぎると、日光を遮り、果実に色ムラができてしまいます。そこで「葉摘(はつみ)」を行うのですが、日陰になっているカボスの果実を見つけては、丁寧にまわりの葉を摘んでいくという根気のいる作業を繰り返さなくてはいけません。「長年ずっとカボスを見て、触れてきましたから、いつ何をやらなくてはいけないかは体が覚えていますよ」 真夏の強い陽射しのなか、黙々と作業に励む二人の背中ににじむ汗がとても印象的でした。 |
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