あなた(生産者・流通・消費者)の思いをカタチ(産品)にして大分県産農林水産物のブランド化に取り組んでいます。
大分県の輪ギクは、海沿いの佐伯市や杵築市などの平坦部から玖珠町などの山間地で栽培でき、一年を通じて安定して供給できる周年出荷に対応しています。この好条件のもとで、輪ギク栽培への新規参入者や農業後継者も増えており、産地は活気づいています。主な品種は、純白で花形がきれいな「神馬(じんば)」ですが、他にも、各地で新品種の栽培研究をしながら生産量の向上に努めています。
【主な産地】:佐伯市、杵築市、玖珠町、豊後大野市
【生産量】 :2160万本(2006年)
【出荷先】 :関東、関西、福岡、大分の各市場
【出荷時期】:周年
【出荷規格】:50〜100本/段ボール箱
根を張りたくて帰ってきた。キクとの再出発
花を咲かせる“あたたかさ”がある
準備中です
主に関西の市場へ向けて出荷している佐伯豊南農協では今、高い目標を設定して産地拡大に努めています。花きのなかでは比較的育てやすい輪ギクですが、その品質を高く、しかも均等に保つことと、計画的な生産を行うことで全国へ大分の名を轟かそうというのです。
生産者それぞれの努力はもちろん、出荷時の農協の働きも品質に大きく左右します。たとえば、箱詰めされた花が開きすぎると等級が落ちます。そのためには各所で迅速な作業をしなければなりません。ここでは、出荷伝票を処理する作業などにおいて先進的な「音声入力システム」を導入して、作業の効率アップを図っています。これは、コンピューターに数値などを手打ちするのではなく、マイクに向かって声を入れれば自動的にそれが入力されていくもので、全国でも導入している例はまだ少ないのだといいます。
地道な努力ですが、少しずつの積み重ねが成功につながる――輪ギクの今後に注目です
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箱を開け、肉眼での品質チェック
チェックを経て、箱に等級と品種を打ち込む作業
農協の選花場に次々に運ばれてくる輪ギク