あなた(生産者・流通・消費者)の思いをカタチ(産品)にして大分県産農林水産物のブランド化に取り組んでいます。
薄くしなやかな花びらが幾重にも重なったトルコギキョウ。その名は、桔梗に似ていることと、蕾の形がトルコ人のターバンに似ていることに由来すると言われています。色も花びらもさまざまで、何百も品種があるトルコギキョウは、近年では結婚式のブーケに使われることもしばしば。そして大分県産のものは、首都圏の高級住宅街において、高価で購入されるほど人気がでてきています。
【主な産地】:
杵築市、佐伯市、津久見市
【出荷先】 :
関東、関西
【出荷時期】:
周年
決められた日の決められた時間に、トルコギキョウの生産者が全員、各家で箱詰めした花をトラックに積み、JA杵築内にある選花場に集まります。時間になると、それぞれが持ち場につき、流れ作業で地方へ向けた出荷の準備がスタート。これは、出荷作業にあてる人件費の削減に協力する生産者たちの取り組みです。
全員が集まるということに、もう一つ意味があります。トルコギキョウの場合、すでに箱に詰めているため中身が見えない状態です。そこで、全員がいるところで箱を開けて花をチェックし、もし異常があったらみんなの前で差し戻しをされるのです。
「誰かひとりが品質の悪いものを出したら、全員が疑われる。産地が疑われてしまう。品質のいいものしか出さないという意識をもってもらうために始めたことです」
生産者たちは、仲間を裏切らないために、消費者を裏切らないために。出荷の直前まで結束して品質を追及しているのです。
仲間を裏切らない。消費者を裏切らない。
セメント山の隆起した産業と自然の織り成す光景
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