養殖スッポン

水産

養殖スッポン

大分のスッポンは大正の美食家、木下謙二郎氏の著書「美味求真」で比類なき味として紹介され、全国に知られた。甥にあたる木下郁知事(第2代)の指示で安心院町(現宇佐市)に内水面漁業試験場(現内水面研究所)が設けられ、養殖研究に取り組んだ結果、温泉を利用した冬期加温養殖法が確立された。温泉の豊富な大分県は全国有数のすっぽん生産県となるとともに、専用の「天然仕上げ」飼料(県内水漁試開発)により、品質面でも他県をリードしている。スッポンには疲労・ストレスからの回復効果があることが知られているが、近年はコラーゲンの豊富な美容食として女性からも支持されるようになった。

大分県産品 PR大使
温水かぼす