サツマイモ「べにはるか」の収穫です。
コロコロと太った芋がおいしそうですが、これから貯蔵され「甘太くん」に生まれ変わります！

「べにはるか」というのは品種名です。「甘太くん」というのは商品名です。「甘太くん」になるためには、これから40日以上の貯蔵が必要です。

「甘太くん」が皆様方の前に登場するのは１１月下旬～１２月上旬頃になりそうです。
楽しみにもうしばらくお待ちくださいね。

この写真はコンテナに収穫したものを積み上げている状態です。

臼杵市野津町の様子です。コンテナに入れる時には、丁寧に重ねていきます。
「べにはるか」は皮が薄いので傷つきやすいためです。
ですので食べるときは皮も一緒に食べやすいですよ。皮には食物繊維、ミネラル、ポリフェノール等の栄養分があるそうです。

貯蔵を経過することで、芋の中のデンプンが糖に変わります。甘さがぐっと高まり、糖度検査等をクリアしたものが「甘太くん」として出荷されます。
この「甘太くん」を焼き芋にすると、最終的に糖度は４０度ほどになるそうです。

「甘太くん」の特徴は、とっても甘く、しっとりとした感じです。そして柔らかくてクリーミー、なおかつさつまいもとしての風味は豊かです。
アツアツもおいしいですが、冷えてもスイーツ感覚でお楽しみいただけます。

大分県内では豊後大野市(990t,H24)、臼杵市(693t,H24)の２市が「べにはるか」産地となっています。
産地拡大のためにも、まだ食べたことのない方はぜひ一度ご賞味ください。