畜産農家の取組(豊後・米仕上牛、スプラウト牛)

おおいた旬日記, 畜産
畜産農家の取組(豊後・米仕上牛、スプラウト牛)

牛は草と穀物をエサに育てますが、この穀物はほとんどが外国から輸入しています。今回、輸入飼料への依存を低減し、安全・安心な牛肉の生産に取り組んでいる畜産農家を紹介します。

〇豊後・米仕上牛(ぶんご・こめしあげぎゅう)
豊後・米仕上牛とは、大分県産の飼料用米を出荷までに200kg以上給与させた交雑種の牛肉のことをいいます。豊後高田市と杵築市の3戸の畜産農家と(株)大分県酪食肉公社が連携し、大分県産の飼料用米で育てることにより、安全・安心で、かつ味の良いブランド牛の生産に取り組んできました。

2013年3月、調査や試験を繰り返し、安定した生産にいたったことから「豊後・米仕上牛」として販売が開始されました。ほどよいサシ(脂)の赤身で、軟らかく、あっさり目の口当たりながら、しっかりとした旨味が特長です。

  

■豊後・米仕上牛の生産に取り組んでいる畜産農家
豊後高田市  高田牧場   仲井 光則
真玉牧場   桑原 勝洋、桑原 真二
杵築市    長谷雄牧場  長谷雄 愛彦

〇スプラウト牛
スプラウト牛とは、もやし(bean sprouts)の残さを黒毛和牛の経産牛に給与し、低価格な高品質牛を目指して生産された牛のことをいいます。
もやしはマメ科のため高タンパクでミネラルもあることから、牛肉特有のフレーバーが十分感じられる美味しい牛肉となっています。

■スプラウト牛の生産に取り組んでいる畜産農家
日田市   小埜 和義

牛肉にも色々な種類があるのですね。
お店で大分県産の牛肉を見つけましたら、是非お試しください!

大分県産品 PR大使
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