養殖ドジョウ
水産
どじょうの養殖は、全国的に水田養殖が主流でしたが、安全かつ高品質などじょうを安定供給するため、大分県では、平成14年に全国で初めて、コンクリート水槽で泥を敷かず、ふ化から出荷までを一貫して行う「無泥養殖」を開発しました。そのため泥臭さや農薬等の心配も無く、肉厚で骨もやわらかい大分のどじょうは、日本一の生産量を誇っています。
生産拡大と普及を目指して、全国へPR
どじょうは、カルシウムやビタミンDなどが豊富で、ウロコや皮には、美肌効果のあるコラーゲンが含まれています。柳川鍋をはじめ、蒲焼や唐揚げなど料理方法はさまざま。生産者等で組織する「大分どじょう屋内養殖協議会」では、生産技術の向上や、情報交換、販売促進に取り組んでいます。宇佐市では、平成17年から、どじょう生産者や料理人、農泊関係者などにより、定期的に勉強会を開きながら、冬の丑の日にどじょうを食べるフェアを開催したり、イベントに出店して、積極的にどじょうをPRしています。大分市では生産者により、飲食店や家庭向けの加工品の開発が進んでいます。また、学校給食への提供により地元での普及にも努めています。「The・おおいた」ブランドとして、ふっくら柔らか、清らかな養殖どじょうの魅力が全国に向けて発信されています。
主な産地
大分市、宇佐市
出荷時期
周年
どじょうについて、詳しくは「しゅんくる(PDFファイル)」をご覧ください