養殖スッポン 大分のスッポンは大正の美食家、木下謙二郎氏の著書「美味求真」で比類なき味として紹介され、全国に知られた。甥にあたる木下郁知事(第2代)の指示で安心院町(現宇佐市)に内水面漁業試験場(現内水面研究所)が設けられ、養殖研究に取り組んだ結果、温泉...
マアジ・マサバ 豊後水道の恵みで育ったアアジ、マサバは身が引き締まり、ほどよく脂がまわり、おいしさが引き立つ。まき網で漁獲されたマアジ、マサバは、漁獲後にちょうちん篭と呼ばれる巾着状の網で活かしたまま、港近くまで運ばれ、1日以上畜養して休ませた後に海水氷で...
ハモ 豊前海や別府湾で漁獲され、夏が旬の魚である。獰猛な性格とは裏腹に身は美しく味も上品であるが、全身に小骨が多いため、骨切してから調理する必要がある。骨切されたハモの身は美しく、味だけでなく調理人の職人技も楽しませてくれる。県下では中津市がハモ...